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ファスニングジャーナル 令和4年3月17日 掲載記事

ファスニングジャーナル(2022年3月17日号)に、弊社のマルチアイボルトに関する記事が掲載されました。

『NETIS-VE』評価受ける

浪速鉄工のマルチアイボルト

浪速鉄工㈱(大阪市港区弁天。 堀川忠彦社長)は先般、同社オリジナルの吊り金具「マルチアイボルト」が国土交通省のNETIS登録において 「VE評価」を得た。

同製品は従来よりNETIS登録がなされており、今回のVE評価はNETISの活用効果評価済み技術として新たに評価され登録されたもの。

同製品の活用で施工時における導入メリットが見込めるとともに、安心・安全の吊り作業が行える製品であるとの実績と信用に基づき更なる展開を図る。

新技術登録番号は「KK-150017IVE」。

国土交通省運営のNETIS(新技術情報提供システム)は、新技術に係る情報を共有及び提供するためのデータベース VE評価を受ける事で、以下のメリットが得られる。

▽VE評価が付いている技術を採用し技術提案をする事によって、技術評価点向上の可能性がアップ▽VE評価の技術を使い施工すると、工事が完成した時に発注者から採点される「工事成績表定点」に加点されるため次回の入札で有利になる可能性がある▽継続調査等の対象としない(評価の確定した技術であり通常、施工修了後30日以内に提出する「活用効果調査票」の作成が不要▽当初登録の翌年度から10年間が掲載され長期に渡り使用できる。

同社オリジナルのマルチアイボルトは、回転式アイボルトで重量物の吊上げ軸に対し360度回また吊り方向に対しても180度可動する。

土木・建築・金型・造船・建設機械・産業機械・配電盤など幅広い業界で採用され、特許取得済み(特許第3606802号および同3868439号)のほかNETISへも事後評価の結果が掲載されていない技術の登録番号末尾「IA」区分において2015年に登録されている。

今回、2021年4月9日付でVE認定を受けた。

これにより、安心・安全の吊り作業が行える製品であるとの実績と信用に基づき更なる拡販活動に努めていくものとしている。

また、VE評価の技術を使い施工すると技術評価点向上や次回の入札で有利になる可能性があるなどメリットについてPR活動にも注力していく方針で、その一例に直近では3月1日~4日に東
京ビッグサイトで開催された「建築・建材展」にも出展。

VE認定品である事をアピールした。

【マルチアイボルトにおけるNETIS新登録の内容】

▽登録番号KK-150017-VE。

▽技術名称=マルチアイボルト。

▽アブストラクトー本技術は重量物の吊上げや移動において、埋め込まれた本体に対し360度回転でき、従来技術では強度不足となる、たすき掛け、横吊り、引き起こしが可能な吊りボルトであり、従来はアイボルトで対応していた。本技術の採用により経済性、安全性、施工性の向上が期待できる。

 

2022年3月25日 6:00 PM

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