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浪速鉄工株式会社製自在形アイボルト・回転アイボルトの特徴

■“マルチ アイボルト ハイブリット”の特徴

・“マルチ アイボルト”と同様に、シャックル部が自在に動くことで、従来のJISアイボルトでは危険を伴った横吊り、斜吊り、引き起こし作業が安全に行えます。

・“マルチ アイボルト”と比べ、“マルチ アイボルト ハイブリット”は取付ボルトの設計変更により既存の雌ネジ穴の使用や、使用荷重に合せたサイズ選択ができるため、現場ごとに適切な切り替えの提案ができます。また、小型化(軽量化)や取り使い易さなどで作業効率が向上されています。

 

 

■“横兵衛(サイド セーフティー シャックルボルト)”の特徴

玉掛け作業では、横吊りに関する条項はありません。しかし、クレーン作業現場ではプレス・成形金型など上面に半専門的用具の取り付けが不可能な荷が多く存在する。当社はアイボルトのトップメーカーとして“より安全に”を念頭に、横付けに特化した半専門的用具として“横兵衛(サイド セーフティー シャックルボルト)”を開発、以下の特徴を持ちます。

・ワイヤーロープに組み込まれた吊り具の掛け部分のシャックル部分が可動するため、また荷に密着する座具部分のサイズ・形状から、従来のJISアイボルトでの危険を伴った横吊りにも安全に使用できます。 アイボルトと比較した破断荷重は約1.3倍です(自社引張り試験機による)。

・一般市販ボルトに対応できるので、ユーザーが購入しやすい。

・従来の“マルチ アイボルト”と比較し、部品の簡素化により、低価格製品である。

・シャックル取付けタイプなので、フックだけでなくワイヤーロープ等も安易に取付け可能である。

 

次回のコラム : 浪速鉄工株式会社 製造品の歴史(ターンバックルから自在形アイボルト・回転アイボルト)についてご紹介します。

2022年1月25日 6:00 PM

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