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日本産機新聞 令和4年5月20日 掲載記事
日刊工業新聞(2022年5月20日号)に、弊社のマルチアイボルトに関する記事が掲載されました。
マルチアイボルト
NETISのVE評価認定
浪速鉄工 横吊り作業などに対応
アイボルトを手掛ける浪速鉄工(大阪市港区、06・6571・2171)は同社の特許製品で横吊りや引き起こし作業に対応した『マルチアイボルト』が国土交通省の運営するNETIS(国土交通省新技術提供システム)において、「VE評価(活用効果評価済み技術)」に認定されたと発表した。
VE評価を得たことで、技術評価点向上の可能性や、その技術を使い施行すると発注者から採点される「エ事成績表定点」に加点され、次回入札時に有利になるなどのメリットがある。
マルチアイボルトは従来のJISアイボルトで禁止されている「横吊り」「引き起こし」といった作業に対応。
従来品の3倍以上の使用荷重と重量物の吊上げ軸に対し360度回転、吊り方向に対し180度可動する回転式アイボルト。
使用荷重が大きいため、対象物のねじ穴加工を小さくでき、加工時のコスト削減にも貢献し、金型など重量物吊上げに使用されている。
金型などの製造現場は現在も横吊りが多く見られるため、同社営業部の岸田浩平氏は「破損すると対象物の損壊や甚大な「人身事故につながる」と警鐘を鳴らす。
堀川忠彦社長は「現場の安心・安全を訴求するため、展示会でのPRや商社への勉・強会などで周知を図っていきたい。
今後はオンラインセミナーも行い、正しいアイボルトの使用をす」と語る。
NETISとは国土交通省が運営する民間企業で開発された新技術に係る情報を共有・提供するデータベースのこと。
マルチアイボルトは2016年にNETISに登録され、今回VE評価を得たことで10年間掲載され、長期で使用できる。
2022年5月20日 6:00 PM