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弊社の製品である「マルチアイボルト」がトンネル補強工事に採用され、使用されている記事が「ファスニングジャーナル」(2013年3月7日号)に掲載されました。

弊社の製品である「マルチアイボルト」がトンネル補強工事に採用され、使用されている記事が「ファスニングジャーナル」(2013年3月7日号)に掲載されました。
昨年、12月に発生した中央道笹子トンネルの天井板落下事故を受けて実施されている補強工事に「マルチアイボルト」の優れた安全性と信頼性が認められ使用されています。
浪速鉄工㈱(大阪市港区堀川忠彦社長)が生産提供する多機能吊りボルト「マルチアイボルト」は、優れた安全性と信頼性が得られる重要保安部品としての性能が認められ、行政が緊
に取り組むトンネル補修・補強工事での部材に採用されている。
工事現場では、シャックルの自由自在な動きの機能が横・斜め吊りでも安全に使用できると評価され、天井板の落下防止工法である3点吊りを更に強固にする目的で、3点のうち斜め足り方向の2点に同ポルトが採用されている。
「マルチアイボルトは、重量物の吊り上げ軸に対し360度回転し、吊り方向に対しても180度可動する多機能吊りボルト、中空スペーサーとトラニオンとの間で回転できるようにすることで偏
芯荷重芯も対処が可能。
これにより無理な曲げ荷重を回避できることから、従来のJIS規格アイボルトでは危険とされる「横吊り、斜め吊り、引き起こし作業時」にも安全に使用でき、複数回繰り返し使っても問題は
ない。
また、使用荷重はJIS規格アイボルトの3倍で、対象物のねじ穴加工が小さくて済み、コスト削減が図れる。
本体は使いやすさと作業効率考え、 小型・軽量化も実現している。
昨年12月に中央自動車道笹子トンネルで発生した天井板落下事故により、全国で当該箇所への緊急点検がおこなわれている。
そのなかで、国土交通省東北地方整備局の管轄内にてマルチアイボルトが採用。
同整備局では、天井板を設置する一つのトンネルを対象に急点検と共に、補修・補強工事を実施している。
その補修・補強工事では、トンネル天井の環境状況に応じて2種類の工法で進められている。
マルチアイボルトは天井板落下防止の3点吊りを更に強固にする目的で、斜め吊り部となる方向に取り付けがおこなわれている。
使用サイズはM16。
今回の採用では、開発から多方面の重量物関係に納人を重ね、シャックルの自由自在な動きの機能が横・斜め吊りでも安全に使用を可能とし、優れた重要保安部品としての幅広い評価を確立してきた実績が背景にある。
なお、マルチアイボルトの使用に加えて、関連工事に同社のNCブランドで知られる標準タイプのアイボルトとアイナットも多数納入されている。
同社では、東北地域以外でも緊急点検に関連した引き合い等が急増していることを踏まえ、メーカー責務の遂行に供給体制の整備を図っており、今後も安心・安全性を備えた社会に貢献する
に貢献する製品の提供に努めていく方向である。

2013年3月7日 11:55 AM

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